世田谷区の土地の価格相場は?人気・おすすめエリアと失敗しない探し方を解説

世田谷区の造成中の土地と周辺の住宅街

都心にアクセスしやすく、閑静な住宅街も多いことで人気の世田谷区。土地を購入したいものの、価格相場がどれくらいか、どのエリアがよいか悩む方も多いでしょう。今回は、世田谷区の土地の価格相場やおすすめエリア、物件選びのチェック事項、探し方のポイントを紹介します。土地探しで後悔しないために、ぜひ参考にしてください。

目次

世田谷区の土地と物件事情

世田谷区で理想の住まいを叶えるには、地域の特徴や不動産事情を正しく知っておくことが大切です。ここでは、世田谷区の基本情報や主なメリット・デメリットをわかりやすく紹介します。

世田谷区の閑静な住宅街の街並み

世田谷区の特徴

面積 58.049㎢
人口 92万8,229人
特徴 都心部にアクセスしやすい/緑豊かな公園や閑静な住宅街が広がる

参考:世田谷区公式ホームページ「世田谷区の統計」(令和8年3月時点の情報)

世田谷区は東京23区の中でもっとも人口が多く、面積は2番目に広い地域です。成城をはじめ閑静な高級住宅街が広がる一方で、多摩川や等々力渓谷、砧公園など豊かな自然にも恵まれています。都心部にもアクセスしやすく、利便性と静かな住環境が両立している点が魅力です。

世田谷区で予算に収まる希望通りの土地を見つけるために、地域の市場傾向を知っておきましょう。「高額で手が出ない」と決めつけず、実際の相場と照らし合わせながら探すのがおすすめです。

関連記事:【最新版】東京23区の土地面積ランキング|TOKYO@14区

世田谷区の主なメリット・デメリット

メリット デメリット
新宿や渋谷などの都心部にアクセスしやすい 幅が狭い道路が多く、運転時に注意が必要
砧公園など豊かな自然環境がある 駅から離れていて、バス移動が中心となる土地もある
地盤が安定しているエリアが多い 人気エリアで、土地の価格が高めになりやすい

世田谷区の主なメリットは、新宿や渋谷など都心部にアクセスしやすく、交通の利便性が高い点です。地域によっては、乗り換えなしで移動できる駅も多くあります。

また、区内には、砧公園や世田谷公園など豊かな自然を感じられるスポットも豊富です。さらに、世田谷区は武蔵野台地に位置しており、地盤が比較的安定したエリアも多くあります。

一方で、幅が狭い道路が多いため、車を運転する場合は注意が必要です。エリアによっては、駅から離れていてバス移動がメインとなる土地もあります。土地の購入を考える際は、通勤や通学の利便性をチェックすることが大切です。

関連記事:【2026年最新版】世田谷区の住みやすさ完全ガイド 住宅価格・子育て・治安・人気エリアまで徹底解説

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世田谷区の土地の価格相場

世田谷区の地価公示価格(住宅地) 77万9,900円/㎡

出典:東京都財務局「令和8年地価公示価格(東京都分)」/国土交通省「土地・不動産・建設業:令和8年地価公示 <第3 令和8年地価公示にみる地価の状況>第6表 東京圏の市区の住宅地の平均価格等

令和8年(2026年)時点における、世田谷区の住宅地の地価公示価格は上記の通りです。坪単価に換算すると約258万円で、30坪(約99.17㎡)の土地を購入する場合、坪単価をもとに計算すると約7,700万円程度が目安です。

ただし、この価格は世田谷区全体の住宅地の平均であり、人気エリアと駅から離れたエリアでは価格に差が出る場合があります。そのため、世田谷区全体の平均値だけで判断せず、エリアごとの実勢価格で比較しながら検討しましょう。

近年の価格推移・地価の変動傾向

世田谷区の住宅地の地価公示価格は、上昇傾向にあります。令和8年(2026年)と令和7年(2025年)の公示データを比べると、住宅地の地価公示価格は約7.0%上昇しました。

ただし、この数値はあくまで世田谷区全体の平均であり、エリアによっては上昇の幅が異なるケースもあります。土地の価格相場についてより詳しく知りたい場合は、エリアごとの公示地点の動向を調べるのがおすすめです。

出典:東京都財務局「令和8年地価公示価格(東京都分)の概要

世田谷区の土地で比較的価格が安いエリアはある?

土地価格が高いエリア 成城、等々力、奥沢、三軒茶屋 など
土地価格が低いエリア 喜多見、上祖師谷、宇奈根 など

出典:国土交通省土地鑑定委員会「令和8年地価公示」をもとに加工して作成

世田谷区内でも、小田急線の西側エリアや京王線沿線などは、土地の価格を抑えやすい傾向があります。都心部からやや離れた地域で、緑が多く豊かな自然に恵まれた土地が多いことが特徴です。バス移動中心のエリアまで範囲を広げれば、土地の候補をより増やせるでしょう。

一方で、成城や等々力、三軒茶屋といった人気住宅街は、土地の価格が高い傾向があります。

関連記事:【令和8年路線価】全国平均5年連続上昇、東京は+9.4%で全国トップ! 仕組みと都心高騰の背景を徹底解説
関連記事:【2026年最新】公示地価がバブル後最大の上昇! 東京の家探しはどう変わる?

世田谷区の土地のおすすめエリアは?

人気の駅 二子玉川駅、三軒茶屋駅、下北沢駅、成城学園前駅
おすすめエリア 成城、等々力、二子玉川

世田谷区で土地を探す際は、交通の利便性や街の雰囲気に合わせてエリアを絞り込むことが大切です。人気の駅やおすすめエリアを参考に、ライフスタイルや予算に応じて検討を進めましょう。

【人気の駅】二子玉川駅・三軒茶屋駅・下北沢駅・成城学園前駅

世田谷区では、とくに二子玉川駅や三軒茶屋駅、下北沢駅、成城学園前駅などが人気です。三軒茶屋駅は、急行なら渋谷駅まで約5分で行けるアクセスのよさが魅力です。下北沢駅は、新宿や渋谷にアクセスしやすいうえ、古着や演劇などのサブカルチャーを楽しめる点でも人気を集めています。

なお、世田谷区には東急田園都市線や小田急線、京王線などの主要路線が通っています。通勤・通学先に合わせて、利便性のよい利用路線から駅の候補を絞り込むのがおすすめです。

希望エリアで予算を超えてしまう場合は、比較的価格が下がりやすい隣駅や各駅停車しか止まらない駅もチェックしましょう。範囲を広げて考えると、好条件の物件に出会いやすくなります。

【おすすめエリア】成城・等々力・二子玉川

成城エリアは、美しい街並みや景観が守られた高級住宅街として知られています。等々力エリアは等々力渓谷をはじめ、豊かな自然環境が広がっている点が魅力です。

また、二子玉川エリアは再開発が進んで大型商業施設もあり、利便性と子育てしやすい住環境が両立しています。

まずは、住むうえで優先したい条件を整理しましょう。実際に2〜3カ所のエリアを候補として絞り込み、現地を歩いて雰囲気や周辺環境を比較検討するのがおすすめです。

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世田谷区の土地を購入する際にチェックしておくべき4つの事項

世田谷区で土地を購入する際は、建物が建てられる制限や想定外のコストが発生しないかどうか、事前の把握が重要です。ここでは、契約手続きへ進む前に必ず確認したい、4つの重要チェック事項を解説します。

  1. 法規制や建築制限:建築できる建物の種類や規模、道路との接し方に関するルールを確認する
  2. 地盤の強さや防災リスク:地盤の状態や高低差、ハザードマップによる災害リスクを確認する
  3. 水道やガスの引き込み状況:上下水道や都市ガスの配管が敷地内に引き込まれているかを確認する
  4. 隣地や道路との境界線:境界標の有無や越境物がないかを確認する

法規制や建築制限

用途地域 建築できる建物の種類や用途、規模などを定めた土地利用のルール
建ぺい率・容積率 敷地面積に対して建築できる建物の「建築面積(建ぺい率)」および「延床面積(容積率)」の割合の制限
接道義務 建物を建てるために、建築基準法上の道路へ敷地が2m以上接していなければならないルール

用途地域は、「住宅系」や「商業系」といった土地利用を定める13種類の区分です。とくに、成城や深沢などの高級住宅街の多くは、建ぺい率や容積率の規制が厳しい「第一種低層住居専用地域」に指定されています。用途地域によって、建物の広さや高さの制限度合いが異なるため、購入したい地域がどの区分であるかを必ず確認しましょう。

また、建物の敷地は、原則として道路に2m以上接していなければなりません。条件を満たさない場合、敷地を後退させるセットバックを求められるケースもあります。実際に建物を建てられる敷地の広さ(有効敷地面積)が狭まる可能性もあるため、物件情報から接道状況をチェックしておきましょう。

地盤の強さや防災リスク

地盤の状態 建物の重さや地震に耐えられる地盤の強度状況
土地の高低差 道路や隣接する土地との間に生じている斜面や段差の状況
地域のハザードマップ 大雨による洪水や土砂災害リスクなどの被害予測を示した地図情報

地盤が弱い土地の場合、建物を支える地盤改良工事の費用が発生するケースがあります。道路や隣地との高低差が大きい土地では、土砂崩れを防ぐ壁(擁壁)の作り直しや補強工事を求められることもあるでしょう。土地の購入費用とは別に、大幅な出費が発生する可能性もあるため注意が必要です。

また、万が一の自然災害に備えて、自治体のハザードマップの確認も欠かせません。浸水や土砂災害のリスクを事前に把握しておくことが大切です。

水道やガスの引き込み状況

土地の敷地内に、上下水道や都市ガスの配管が引き込まれているかを確認しましょう。更地の場合、新たに引き込み工事費用が発生する場合があります。また、道路から敷地までの距離によって工事費用が変動することもあるため、事前に調査しておきましょう。

隣地や道路との境界線

隣の土地や道路との間に、境界標(コンクリート杭など)が設置されているかチェックしましょう。境界線が不明確なままだと、建築時のトラブルや将来の再建築時に支障が出るおそれがあります。また、お互いの敷地内に樹木の枝や屋根、ブロック塀などがはみ出していないか(越境物)の確認も重要です。

関連記事:土地の購入費用はいくら必要? 費用項目や金額、予算内で購入するコツを紹介

世田谷区の土地を探す際の3つのポイント

世田谷区で土地を探す様子のイメージ

世田谷区で理想の土地を探すには、限られた公開情報だけで判断せず、適切な比較と条件整理を行うことが大切です。後悔のない物件選びを進めるための3つのポイントを紹介します。

  1. 複数の候補物件を比較する:坪単価や日当たり、建築条件などを2〜3カ所以上でじっくり比較する
  2. 希望条件と優先順位を整理する:予算・土地・交通アクセス・周辺環境の条件に優先順位をつける
  3. 非公開物件もチェックする:会員限定サービスなどを活用し、公開前の情報も早めに確認する

複数の候補物件を比較する

好条件に見える土地であっても、1つの物件だけで決めず、必ず複数の候補を比較しましょう。世田谷区の土地は、建築規制の有無によって建てられる建物の規模が大きく変わります。また、駅からの距離や周辺環境によっても土地価格に差が生じます。

最低でも2〜3カ所の土地をピックアップし、坪単価や日当たり、建築条件や周辺環境などを詳しく比較することが大切です。総合的に比較検討することで、後悔のない選択につながります。

希望条件と優先順位を整理する

予算 土地購入にかけられる予算/建築費用や諸経費を含めた総予算
土地 必要な広さ/土地の形/日当たりや方角
交通アクセス 最寄り駅まで徒歩での所要時間/通勤・通学にかかる総時間
周辺環境 スーパーや病院など日常的に使う施設までの所要時間/保育園の入りやすさ、希望する小中学校の学区/車の交通量、騒音やにおい、夜間の街灯の明るさ、治安のよさ

複数の物件を比較するために、希望条件を整理して優先順位をつけておきましょう。土地に求める条件が曖昧なままだと、候補をうまく絞り込めず、どの土地を選んだらよいか悩んでしまいます。

予算や家族構成、通勤・通学の利便性など具体例を挙げながら、絶対に譲れない条件と優先度が低い条件を明確に区別していくのがポイントです。

非公開物件もチェックする

好条件の土地に出会うためには、公開情報だけでなく非公開物件もチェックすることが大切です。世田谷区は人気のエリアで好条件の物件も多いため、ポータルサイトに掲載される前に売買契約が決まってしまうケースも珍しくありません。

売主の都合やプライバシー保護の観点から、一般公開されていない非公開物件もあります。不動産会社の会員限定サービス等を活用し、早い段階から非公開情報をチェックしましょう。

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世田谷区の土地を探すなら「住建ハウジング」

住建ハウジング 東京の不動産売却、家の査定なら地域密着に特化した住建ハウジング

住建ハウジングは1977年の創業以来、都心に根を下ろした地域密着の販売活動を続けています。東京の不動産売買に関して確かな実績とノウハウがある不動産会社です。動画や写真を豊富に活用した物件紹介や、非公開物件を閲覧できる無料会員サービスも展開しています。ここでは、住建ハウジングで理想の土地を購入されたお客様の声を紹介します。

世田谷区の土地を購入されたお客様
住建ハウジングさんとは20年来の長いお付き合いです。今回の購入時も、私の希望を伝えたところ、熱心に希望条件の物件を探していただきました。スタッフさんの対応も明るくて、困ったときに頼りになる信頼感があります。

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世田谷区の土地を購入されたお客様
家族で今よりも広い家に引っ越したいと思い、駅から徒歩10分以内のエリアで土地を探していました。希望のエリアも条件も限られている中、住建ハウジングのスタッフさんは、いつもスピーディーかつ丁寧に対応してくれました。細かい質問にも詳しく正確に答えてくださって、信頼してお任せできました。

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世田谷区の土地探しや購入に関するよくある質問

世田谷区での土地購入に向けて、不安や疑問を抱える方も少なくありません。ここでは、土地選びの際によく寄せられる質問と回答をまとめました。

Q. 世田谷区の土地の価格相場はどうやって調べる?

A. 国の価格調査ツールや不動産会社のポータルサイトの相場情報を調べてみましょう。国土交通省の「不動産情報ライブラリ」には、全国の不動産価格や地価の情報が掲載されています。また、不動産会社のポータルサイトでは、実際に販売されている土地の価格をチェックできます。事前に相場感を把握しておけば、提示価格が適切であるかを判断しやすくなります。複数の情報を比較して、納得のいく検討をしましょう。

参考:国土交通省「不動産情報ライブラリ

Q. 土地を探すときは、建築条件なしの土地を優先した方がいい?

A. 条件なしに限定しすぎず、選択肢を広げて探すのがおすすめです。建築条件なしの土地は、好みのハウスメーカーや工務店を選んで、自由に家づくりを進められます。しかし、最初から条件なしの土地だけに限定すると、選択できる物件の数が限定されるデメリットもあります。そのため、より希望に合う土地を探したい場合は、建築条件だけにとらわれず幅広く探すのがおすすめです。

Q. なるべく安い価格で土地を購入したいときはどうする?

A. 譲れない条件を絞り、エリアや土地の形状などの候補を広げてみましょう。まずは、譲れるポイントと譲れないポイントを明確に分けることが重要です。バスを利用するエリアや旗竿地(道路から細い通路を通る奥まった土地)、変形地などを候補に入れると、手頃な価格で購入できる場合があります。また、世田谷区だけに限定せず、近隣区まで視野を広げて検討するのもおすすめです。

エリア おすすめポイント
杉並区 中央線や丸ノ内線などが利用できる/閑静な住宅街が多く、世田谷区より価格を抑えやすい傾向がある
渋谷区 世田谷区に隣接し都心へのアクセスがよい/利便性の高さを求める方におすすめ
大田区 城南エリアとして住環境が整っている/多摩川沿いを中心に比較的リーズナブルな土地も見つけやすい

Q. 非公開物件はどうやって調べたらいい?

A. 不動産会社の会員限定サイト等に登録して物件を調べましょう。一般の検索サイトに掲載されない非公開物件は、不動産会社の会員限定サイトに掲載されているケースが多いです。住建ハウジングでは、無料会員登録で世田谷区や周辺エリアの非公開土地情報を検索できます。土地探しの選択肢を広げたい方は、無料会員登録を活用してみてはいかがでしょうか。

世田谷区の相場とポイントを押さえて理想の土地探しを

世田谷区は、都心へのアクセスと良好な住環境が両立した人気エリアです。土地を探す際は平均価格だけで判断せず、地域ごとの価格相場や法規制、地盤・境界などのチェック事項を押さえましょう。希望条件の優先順位を整理し、複数の物件を比較しながら納得のいく土地探しを進めてください。

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投稿者プロフィール

石川充監修者
宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士

1996年より大手不動産デベロッパー勤務。首都圏の新築マンション販売のプロジェクトマネージャーに従事。多くの物件の担当し、引き渡しまで一気通貫で経験。
その後ベンチャー系広告代理店にて不動産系クライアントのインターネット集客の支援を行う。
現在は広告代理業と併せ、老舗不動産会社として地域ニーズに合わせた事業を展開。20年以上にわたり住建ハウジングと共同でマーケティング活動を行う。


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